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ママ振袖リメイク

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お母様の振袖の【小物のコーディネイト】の方法

成人式の振袖用小物のコーディネイト

 

帯揚げ_帯締め 

 

今回は「お母様の振袖」の小物コーディネイトについてです。

 

また 新作の振袖を購入したり レンタル(貸衣装)されるケースでも、小物次第で雰囲気が変わりますので、ご参考のためどうぞ御覧ください。

 

さて以前このブログで ママ振袖のコーディネイトをする際は、順番として まず最初に「帯をどうするか」を 決める事が 一番大切と お話いたしました。

 

お母様の振袖と帯のコーディネイト方法は コチラ

 

お着物と帯が決まりましたら、次は 帯揚げ・帯締め等の小物をアレンジしていきましょう。

 

帯揚げ・帯締めのコーディネイト

 

振袖用小物450

 

 

最近の成人式用の帯揚げ・帯締めは、

 

● 何色もの色が使われていたり
● パールなどの 飾りや刺繍をあしらったり
● 途中から房が何本にも分かれていたり

 

とくに最近の振袖用の帯締め・帯揚げは原色系のしっかりとした色合いが多く、お母様の時代では考えられなかったような 斬新なデザインが登場しております。

 

もし、お母様の時の雰囲気が お嬢様のお好みでないのなら、これらを新しくする事により古典にもモダンにも 魅せる事が可能です。

 

また 新作購入やレンタルの場合でも、昔は着物と帯が決まれば 後は「お店の方に任せて終わり」みたいな感じでしたが、最近は最後の小物まで1点1点こだわってお選びになるお客様が増えてきました。

 

振袖用帯締め_01_450

 

とくに帯締めは体の中心に位置し、全体のイメージを決める上で大きな役割を果たし、当店にママ振袖リメイクの御相談でお越しになるお客様は、ほとんどの方が新しい帯締めにご変更されます。

 

この時のポイントとしては、お着物や帯の中にある色を小物にも取り入れましょう。

そうすることで、自然なコーディネイトにつながります。

 

また、お着物の地色と同じ色の帯締めを合わせた場合、全体の雰囲気に馴染み優しい感じに、またお着物と地色と全く違う色を合わせた場合は、帯締めが強調されより締まったイメージになります。

 

どちらにされるかは お客様次第ですが「赤と黒」「緑とオレンジ」など正反対の色合いを合わせてみて、イメージの違いを比較してみると良いと思います。

 

 

重ね衿・刺しゅう半衿

  蝶刺しゅう半衿_名古屋市

 

次に重ね衿と刺繍半衿についてですが、これらは お顔に一番近いアイテムですので、お顔うつりの印象に とても大きな影響を与えます。

 

お母様の時代では、衿もとに真っ白で柄のない半襟を使う事が多かったのですが、最近では、刺繍が施されていたり 色鮮やかな半衿が 大変人気です。

 刺繍半衿450

 

昔の写真撮影では全身のお姿を1~2枚撮る程度で、衿元にどんな小物をコーディネイトしているかは ほとんど 分かりませんでした。

 

しかし最近は、お顔だけのアップの写真を撮ることも多く、衿元にどんな柄の半襟や 重ね衿を 合わせているかが、バッチリと わかります。

 

そのため、半襟や 伊達衿は 全体の印象の決める上で とても大切なアイテムです。

 

 

お草履・バック

 

振袖用草履バック450

 

最近のお草履は、鼻緒や台の形も改良されており、長時間履いても疲れにくい構造になっています。

 

そのため、

● 何度も履いたので痛んでいる
● お母様とお嬢様の足のサイズが全然違う
● 鼻緒が痛くて歩きづらかった

 

という場合は、ほとんどの方がお草履を新調されます。

 

鼻緒が劣化してボロボロになった画像

傷んでボロボロになった鼻緒

 

草履の裏がすり減って傷んだ画像

すり減った草履のウラ

 

またバックについても、昔のものは厚みがなく「入れたい物が ほとんど入らない」という経験をされた方も、多いのではないでしょうか?

 

最近のバックは デザイン的にもオシャレで、なおかつ厚みもあり、スマホ・お財布・お化粧道具などのアイテムが、ほとんど入るようになっています。

 

もしご予算が許すようでしたら、こうした小物も 新しくされる事を お勧めいたします。

 

ただ ひとつ注意して頂きたいのが、最近は どこの呉服屋さんでも お草履とバックは、単品ではなく、セットでの販売が主流になっていますので 覚えておいてください。

 

 

さて、コーディネイトについては 以上ですが、これらの小物を いざ合わせようとした時、やはり皆様だけでは難しいと思います。

 

小物アレンジを成功させるには 皆様のご要望を

 

● 豊富な品揃えの中から
● お嬢様の好みに合わせ センス良く
● ご希望のご予算内で

 

提案してくれる 呉服屋さんの存在が 不可欠です。

 

そのため、以前も お話したように「お店選び」というのは 本当に重要。

 

また、私たち呉服屋にとりましても この作業は、センスを問われる 一番の腕のみせ所でもあります。

 

今までの経験でも、お客様のお好みどおり アレンジが決まると、最初は 「こんな振袖いや!」と、おっしゃっていたお嬢様が「早く、写真とりたいな~♪」なんて 言って頂けるので、そんな時は この仕事をしていて本当に良かったと思えます。

 

 

 

流さま350

 

 

さて、本日ご紹介させて頂くママ振リメイクのお客様は、流 彩友里 (ながれさゆり)様 です。

 

実はこの鮮やかな ブルーの振袖は、2年前にも お姉さまの 麻奈美さま用 にリメイクさせて頂きました。

この時は 帯も新しく させて頂いたので、とっても お美しく素敵に 仕上がりました。

 

そのときのブログ記事は コチラ

 

お姉さまの時は、衿元をしっかりとした 紫色を中心に コーディネイトさせて頂きましたが、今回は 彩友里さま用に、レモン色や ピンクの小物を使い、少し優しいイメージで 可愛く アレンジさせて頂きました。

 

こちらが 完成のお写真です。

 

流さまコラージュ_575

 

とても 可愛いですっ!!!

 

振袖と帯が同じでも 小物を 変えるだけで 本当に雰囲気が変わりますね。

最近は、このようにママの振袖を姉妹で着る方が とても増えています。

 

このブログを御覧の皆様も 流さま のコーディネイトを参考にして、ぜひ ママ振リメイクに挑戦してみてくださいね。

 

名古屋市_振袖美人522

 

甦った「ママの振袖」

 

 

「振袖の小物コーディネイト」ご相談受付 0120-529-841
【営業時間】午前10時~午後6時30分
【定休日】毎週 水曜 / 第2・4 火曜

 

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