振袖の袖丈直しをして訪問着として長く着る。
2010年01月25日

成人式に振袖を名古屋で着たいと
お店に来るお客様はたくさんいます。
おそらく、
成人式が初めての着物となるのだと想像されます。
成人式の振袖といえば、一生に一度の物と考えるようですが、
せっかくの振袖をぜひ、
成人式だけでなく長く着てほしいなと思う次第です。
振袖は安価なものではありませんし、
やり方次第で末長く着られるものです。
そこで、新しく振袖を購入するのであれば、
その後の活用法も考慮して検討してみてはいかがでしょうか。
その後の活用の仕方としては、
振袖をそのままの形で卒業式や結婚式などのシーンで活用し、
結婚したら子供に譲る方法と、
袖丈直しをして訪問着としてして、
結婚後も長く着る方法があります。
振袖の形で着続ける場合は、
小物アレンジなどで印象を変えることができますので、
購入する際にそれほど気を遣う必要はないでしょう。
もし、ご姉妹が着ることが決まっているようでしたら、
選ぶ際に同行してもらい、
意見をきいてみてはいかがでしょうか。
袖を短くして 訪問着に直すことをお考えでしたら、
柄の入り方や雰囲気に気を付けてください。
ご存知の通り、
訪問着はシンプルで落ち着いた柄が一般的です。
モダンデザインにありがちな
派手な振袖の袖を切って訪問着にしても、
活用しにくいのではないかと思います。
袖を切ると柄が中途半端になるなど、
おかしくなってしまう場合もあるので注意が必要です。
購入時に、訪問着にしたい意向を伝えると、
お店もアドバイスしやすくなります。