成人式の振袖を【購入する時のタイムリミット】は?
2014年10月07日
成人式の振袖を新しく購入する場合、いつまでにお店にお願いすれば良いのでしょうか?
お下見の段階で試着して選んだ振り袖は、仮絵羽(かりえば)と言って 裏地も付いていませんし、お嬢様のサイズにも合っていない「仮縫い」の状態です。
つまり、そのままでは晴れ着としてはまだ使えません。
そこから、もし気に入った振袖が見つかった場合は、
● 湯のし・整理加工
● ガード加工
● お仕立て
などの工程を経て はじめて「きもの」として完成します。
この期間がどこの呉服屋さんでも 2~3ヶ月 必要です。
そのため、もし来年の成人式までに 振袖を間に合わせたいなら、遅くとも 成人式の3ヵ月前(10月の初旬)までには決めておきましょう。
また最近は、本番前に写真撮影を済ます「前撮り」が主流となっていますが、その場合は、それよりもさらに早い時期に振袖をえらんでおかなければいけません。
いずれにしても「振袖」というのは一生に一度のお買い物ですので、振袖選びは 余裕をもって、成人式の半年前(7月頃)にはスタートしておく事をおススメします。
「お母様の振袖」をお着せする場合は?
また このタイムリミットについては、新作の購入だけでなく「ママ振リメイク」についても 同じ事が言えます。
お母様の振袖をリメイクをする場合、小物をアレンジするだけなら時間はかかりませんが 古い染みを落としたり、サイズを直したりする場合は、かなりのお時間が必要です。
また帯を新調する場合も、着物ほどでは ありませんが、1~2ヵ月ほどのお仕立て期間が必要です。
ちなみに毎年12月頃「きものやまなか」は、いつもこんな感じになります。⇒ そのときの ブログ記事
購入の時と同様に、ママ振の相談もお早めに済ましておきましょう。