【成人式の前撮り】で綺麗な写真を残したい時の写真館の選び方
2014年07月23日
さて「成人式の記念写真」は、どんなお店で 撮影してもらえば、一番キレイに撮ってもらえるのでしょうか?
成人式の「前撮り撮影」をしている 写真館には、大きくわけて、
1 写真館系 フォトスタジオ
2 呉服屋・貸衣装系 フォトスタジオ
の 2種類の 写真館があります。
1の 写真館系フォトスタジオは、もともと、お写真だけを撮影する写真館が
● お着物の販売・レンタル
● 着付け
● ヘアメイク
など、呉服屋さんや 美容室が提供している サービスを取り入れ、成人式を トータルでサポートする体制を 整えたのが始まりです。
これは、少子化の影響で、写真館同士の競争も激しくなり、
「写真は撮るけど、着物はそちらで用意してね。」
という姿勢では 生き残れなくなってきました。
じっさい 皆さんが お住まいの地域でも 撮影だけしか していない「昔ながらの 小さな写真館」は どんどん 減ってきていませんか?
いっぽう、呉服店・貸衣装系のフォトスタジオとは、もともと 着物の販売が 本業である 呉服屋さんや 貸衣装屋さんが、写真館ビジネスに参入したケースです。
これも 先程と同じで、
「着物は用意するけど、写真はそちらで撮ってね。」
というのでは、成人式に写真を撮ることが 当たり前となった今、もはや通用しません。
そのため、お着物を購入したり、レンタルして頂いた お客様には、特典として「前撮り撮影」を サービスするのが 普通になってきました。
当初は、とりあえず店舗内に 写真撮影が 出来るブースを設け、前撮りに 対応していましたが、大手の呉服屋さんの中には、
「このお店、ホントに もとは呉服屋さんなの?」
と思えるぐらい 立派な設備を整え、あらたに フォトスタジオをオープンする お店が出てきました。
これが、呉服屋系フォトスタジオの始まりです。
この2種類のフォトスタジオ、「成人式のお写真を 撮影してもらえる」という点では、どちらも同じですが、少しだけ お写真に対する考え方や、取り組み方が 違います。
1の「写真館系フォトスタジオ」は、スタートが 写真館だけあって、お写真を撮ることを中心に、その他のサービスに 取り組んでいます。
名古屋市内においても、最も人気のある「写真館系フォトスタジオ」は、積極的に 最新の写真技術を取り入れ、設備や器材などに 次々と 投資をしています。
いっぽう、2の「呉服屋系フォトスタジオ」は、着物の販売・レンタルがメインで、
写真撮影を お客様への アフターサービスの一環として とらえています。
そのため、着物の専門知識や コーディネイトセンスでは、優れているかもしれませんが、「撮影の技術」という点に関しては、歴史が浅いこともあり、まだまだ 写真館系フォトスタジオには 及びません。
とくに 最近のお客様は、前撮りに対する意識が 非常に高く、呉服屋さんが サービスで付けている「前撮り写真1~2枚」だけでは 満足されなくなってきました。
例えば「やまなか」の お客様ですと、平均6~7枚、 多い方で 20枚近くの お写真を 記念に残されます。
中には「成人式には 出席しないけど、 お写真だけは 残しておく」という方も 大勢いらっしゃいます。
また、お写真のバリエーションも様々で、
何種類もの背景を 選べたり、
合成写真を 組み込んだり、
屋外で ロケーション撮影をしたり、
ご家族や ペットと一緒に撮影したり、
衣装やヘスタイルを 途中でチェンジしたり、
お客様から要求される クオリティーも 年々高くなってきており、これらの御要望に お答えするには、
● 最先端の撮影や 合成の技術
● バリエーション豊かな 最新のスタジオ設備
● 優秀なカメラマン・着付士・スタイリストの育成
などへの投資が 必要です。
しかし「呉服屋系フォトスタジオ」では、どちらかと言うと、販売の方が優先され、年々変化する「お客様のニーズ」に 十分対応できていないのが 実状です。
現在 呉服屋さんで お着物を購入された場合「 前撮り写真 〇枚無料 」という特典が たいてい 付いてきますが「思い出に残る記念写真」を何枚も残したいと お考えの方は、
「もちは もち屋」
という ことわざに あるとおり「写真館系フォトスタジオ」で、かつ 前向きに 撮影技術の向上に 取り組んでおられるお店 で 撮影されるのが、いいのではないでしょうか。
さて お待たせしましたが、今回も「やまなか」がリメイクした お母様の「思い出の着物」を 御紹介いたします。
こちらのお写真は、知立市にお住まいの 倉地 智明さま の当時のお写真です。
実は この振袖、30年前に「やまなか」にて お買上げ頂いた晴れ着です。
今年の1月、お嬢様の 里沙さま が この着物を着て 成人式を お迎えになりました。
覚えておられる方も おられるかと思いますが、2年前には お姉様の 佐弥さま も この振袖で 成人式をお迎えになっております。
この「白地の振袖」は、お母様だけでなく おば様(お母様のお姉さま)も 着たので、これで 4人の方が この「きもの」で 成人式を お迎えになったことになります。
お姉さまの時とは「重ね衿」と「刺しゅう半衿」をかえ、 コーディネイトを させて頂きました。
それにしても、お姉さまが こんなにお美しいと、里沙様のお写真も 期待してしまいますね。
完成したお写真が こちらです。
お美しいです・・・
あまりの お美しさに 言葉も出ません・・・
そして 今回の撮影では、せっかく里沙さまが お写真を 撮られるという事で、お姉さまの 佐弥さまも「やまなか」にて お買上げ頂いた「黒地の小紋」を着て 御一緒に撮影をされました。
これまた お2人そろって お美しいです・・・
僕が ご両親なら、泣いてしまいます・・・(感激)
そして、こちらのお写真ですが、すべて「きものやまなか」が提携している 名古屋市内の「写真館系フォトスタジオ」にて撮影をして頂いています。
(このブログに掲載している ほとんどのお客様が、この写真館で 撮影をされています。 )
御覧頂いてわかるとおり、これだけ クオリティーの高いお写真は、経験とスキルがあり、設備の整った写真館でないと 撮ることができません。
私も仕事柄、たくさんのフォトスタジオの 写真を拝見させていただきますが、おそらく この写真館が、東海3県で 最も撮影技術に 優れていると思います。
現在「きものやまなか」で お着物を購入 または、リメイクをさせて頂いた お客様には、こちらのフォトスタジオを「特別ご優待価格」にて 御紹介しておりますので、お気軽にお申し付けください。
さて お姉さまの時は、お写真をもとに プロの画家の先生に 色鉛筆にて 素晴らしい肖像画を描いて頂きました。
そして 今回も、このお写真をもとに、里沙様の きもの姿を 先生に描いて頂きました。
とくに今回は、全身のお姿を水彩画で描いて頂いたので、A3(30cm × 42cm)の 特大サイズになりました。
お姉さまの時とは また違ったイメージで 仕上がったので、どうぞ御覧下さい。
倉地 里沙さま 水彩画 A3サイズ(30cm × 42cm)
う~ん、とってもステキです!
やはり、写真も画も その道のプロに任せるのが 一番ですね!
だって もし、僕が画を描いたら、こんな感じに なっちゃうんデス・・・