名古屋市のおすすめ老舗呉服店「きものやまなか」
名古屋市の呉服店「きものやまなか」は 創業より160年を迎え、繊維の町として有名な長者町繊維問屋街にお店をかまえる老舗の着物問屋です。
もちろん問屋といっても、一般のお客様への お着物販売も大歓迎。
「成人式の振袖」から お宮参りの「赤ちゃんのお着物」まで、全品おろし価格にてお買い求め頂く事ができます。
「きものやまなか」の特色
- 「やまなか」は長者町で最も古い老舗の呉服問屋です。
- 一般のお客様にも全品おろし価格にてお着物を販売しています。
- お買い上げ頂いたお着物や帯のクリーニング料金は無料です。
上記以外で お探しのお着物がございましたら、お電話にてお問合せください。
以下の商品は取り扱っておりません。
- 仕立て上がっているプレタの着物・帯
- 自宅で洗う事ができるポリエステルの着物・帯
- 男性用のお着物・帯・ゆかた
展示会の開催
「やまなか」では 年に数回、一般のお客様向けのお着物の展示会も開催しています。
展示会の開催中は、たくさんの商品や普段は 取り扱っていない珍しい御品を展示しております。
次回開催のイベントは、下記のページにてご確認下さい。
ご来店ご希望のお客様へ
「きものやまなか」でのお着物に関するご相談は、ご予約制となっております。
誠に恐れ入りますが、ご来店前にお電話にてご予約下さい。
とくに土曜・日曜は、たいへん込み合いますので、お早めのご予約をお願い致します。
「やまなか」へのアクセス
【 地下鉄 】
●「伏見駅」1番出口より歩いて5分
●「丸の内駅」5番出口より歩いて5分
【 お車 】
● 名古屋高速都心環状線「錦橋IC」「丸の内IC」より5分
● Googleマップで詳しい地図や、お車でのルートをご確認いただけます。
● お車のナビには この番号を入力して下さい。052-231-2705
● 近くの駐車場にご案内しますので、お店に着きましたらお声をかけて下さい。
お着物のお手入れ
「やまなか」では、お着物の染み抜き・サイズ直し・お仕立て直し等のメンテナンスも取り扱っております。他店品も大歓迎ですので、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問 Q&A
-
予約しないと着物は見せてもらえないのですか?
-
はい。完全ご予約制となります。
当店では 一組のお客様にしっかりとお時間をかけ、十分ご満足していただけるまでお見立てをさせて頂く事をポリシーとしております。そのため 担当者が不在の時や、他のお客様がご来店中は対応ができませんので、必ずお電話にてご予約をお願いします。とくに土曜・日曜は ご予約のお客様で込み合いますので、お早目のお電話をお願いします。
-
-
お支払い方法はどうなるのですか?
-
前金制となっています。
全額ご入金頂いてからのお取り掛かりとなりますので、2つの中からお支払い方法をお選びください。
-
- 現金払い(お買い上げ日から一週間以内にご入金またはお振込み)
- カード一括払い(下記のカードが使用可能です。ボーナス払いは不可)
-
メールでのお問い合わせ
LINE@ 友だち募集中!
「きものやまなか」のLINE@アカウントを「友だち追加」して頂いた方には、お着物に関するお値打ちなイベント情報をいち早くお届けしております。お気軽にフォローして下さい。
「やまなか」の想い
「やまなか」が店舗を構える長者町繊維問屋街には、かつて たくさんの呉服店が ところ狭しと立ち並び、愛知県内からだけでなく、三重県・岐阜県・静岡県からも 多くの業者が毎月 仕入れに来ていました。
しかし近年、愛知県内にある呉服店の数は 年々減り続け、長者町で一般のお客様にも小売り販売をしているお店は 数える程となってしまいました。
そのため「やまなか」には、今まで お世話になっていた呉服店が廃業してしまい、どこで着物を購入していいか わからなくなってしまった方々が インターネットで検索し、たくさん御来店されます。
呉服屋とのお付き合いというのは、その場限りではなく、長い時間をかけて育んでいくもの。
そんな想いで「やまなか」にお越しになられた お客様とは これからも末永いお付き合いを させて頂ければと 考えております。
もちろん お着物のクリーニング・染み抜き・サイズ直しなどの お手入れも「やまなか」では積極的に受け付けております。
他の呉服店で購入されたお着物のメンテナンスも大歓迎ですので、お気軽にお持ち下さい。
お問い合わせ 0120-529-841
【営業時間】午前10時 ~ 午後6時
【定休日】火曜/水曜
名古屋市の呉服店事情
現在、NTTのiタウンページで名古屋市内の呉服屋を検索すると、約270軒ほど表示されますが、昔に比べ その数はかなり減少してきています。
またこの270軒の中でも、呉服店としてタウンページには掲載しているけど、実際は開店休業状態で、ほとんど営業活動をされていないお店も多数あり、前向きに和服の販売に携わっている店舗数は、さらに少なくなります。
では、どうしてこれ程、呉服店の数が減ってきているのでしょうか。
それには 主に3つの原因が考えられます。
①着物離れ
全盛期は 1兆円以上あった着物市場ですが、今や3,000億円を切ったとも言われており、これは 生活様式の変化で、日本人が昔ほど和服に袖を通さなくなりましたことが原因です。普段の生活で着用する衣服は、ほとんど洋服となり、着物姿の方を街で見かけることはとても少なくなりました。また 着物を着るには、ある程度の着付けの心得が必要ですが、その点も着物離れの原因になっています。
②レンタルの出現
かつて和服を用意する方法は「呉服屋で新しいきものを購入する」という選択肢しかありませんでしたが、「着物レンタル」いわゆる貸衣装という業態があらたに出現してきました。これにより、消費者は和服をあらたに購入しなくても、着物姿になることができ、お手入れや保管など煩わしいメンテナンスの手間も必要なくなったため、結婚式・成人式・七五三などの着用機会を中心に、レンタル化が浸透していきました。
もちろん この変化に対応し、貸衣装を始める呉服店もありましたが、保守的な考え方が多いこの業界では、時代の流れに対応できない呉服店がほとんどです。
また 写真館や美容室など 異業種からの着物レンタル市場への参入が 競争激化に拍車をかけており、既存の呉服店の倒産や廃業増加の要因となっています。
③ 後継者不足
かつて 和服がたくさん売れた時代、呉服屋というのは後を継ぐ者にとって 夢のある職業でしたが、ここまで市場が縮小してくると「自分はこの先、呉服で飯を食っていけるのだろうか?家族を養っていけるのだろうか?」という不安のため、和服とは全く関係ない職業につく方が多くなりました。また親の方としても、この厳しい業界の中で日頃より 売り上げ獲得に苦しんでいるだけに「息子にはこんな思いはさせたくない」ということで、あまり積極的に店を継がせないケースも見受けられます。
そのため 後継ぎがいないお店は廃業するか、看板は掲げているが 実際はほとんど営業活動をしていない「休眠呉服店」となり、店舗減少の大きな要因となっています。