卒業式でママ振袖が増えている理由
2024年10月02日
ママ振袖と袴コーディネート
成人式でママ振袖がブームですが、卒業式でもママ振りに袴を合わせる方が増えています。
黒のママ振袖に袴
成人式
卒業式
白のママ振りに袴
成人式
卒業式
紺のママ振りと袴
成人式
卒業式
こちらの写真はすべて当店のお客さまですが、同じ着物でも成人式と卒業式では、まったく違う雰囲気になるのが、おわかり頂けると思います。
このように卒業式でもママ振りブームなのは「友だちとカブらない」「お値打ちに済む」というメリットに加え「成人式と違った雰囲気を楽しめる」という理由からです。
もし、ママ振りをお持ちのでしたら、成人式だけでなく卒業式でも、ぜひ活用してみてください。
レンタルは小振袖が増えています
袴に合わせる小振袖とは?
いっぽう袴の着物をレンタル(貸衣装)にした場合は、小振袖(二尺袖)が多くなっています。
小振袖とは、袖の長さが二尺(約76㎝)で、振袖より短く、訪問着より長いのが特徴で、最近は袴にあわせる着物として扱われています。
小振袖が増えている理由
卒業式用の貸衣装で「小振袖」が多くなった理由ですが、最近のお嬢さまは、袴はもちろんのこと、それに合わせる着物にもポップでモダンなファッション性を求めるようになりました。
しかし、色無地や小紋などの袖が短い着物ですと、豪華さに欠け、昔ながらの柄が多くなってしまいます。
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そこで、訪問着・色無地・小紋よりモダンで、振袖より動きやすい小振袖が好まれるようになりました。
素材も正絹(絹100%)ではなく、気軽に着ることができるポリエステルが多くなっています。
ここ10年ぐらいは、このようなトレンドが続いており、袴用の着物をレンタルしている貸衣装店では、小振袖を中心に取り扱っています。
袴に合わせる着物の袖の長さは?
「袴に合わせる着物の袖の長さはどのくらいが良いのですか?」というご質問もよくお受けしますが、袖の長さにはとくに決まりがありません。
ママ振袖のような袖の長い着物を袴に合わせても大丈夫ですし、レンタル品で主流の小振袖(約76cm)でもOKです。
また訪問着など袖の短い着物(一般的には約49cm)でもまったく問題ありません。
また、お着物の種類も、振袖・訪問着・付下げ・小紋・黒紋付(喪服)など、どんな和服に合わせて大丈夫です。