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ママ振袖

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お母様の振袖の裄直し

振袖の裄直し370修正済

 

 

最近のお嬢様は お母様の時代と比べ、ご身長が高くなりました。

それに伴い、裄(ゆき)も長くなってきています。( 裄とは手の長さのことです。)

 

かりに お母様とお嬢様の身長が同じ位でも、多くのケースで お嬢様のほうが手が長い傾向があります。

 

そのため ママ振袖リメイクでお越しになられた方の多くが、裄直し(手の長さのお直し)をされます。

 

ただ サイズを直す場合は、肩のところに 縫い込んである生地の余裕分しか伸ばすことが出来ません。

 

そのため、あまりに手が長い場合は お嬢様のピッタリサイズに直せない可能性もあります。

 

伸びるか 伸びないかの判断は 一般の方では難しいこともあり、詳しくは呉服屋さんや和裁士の方に 直接見てもらうのが良いと思います。

 

また 裄を伸ばした場合、縫い込んであった箇所が 色ヤケしていたり、スジがくっきりと付いている事もありますので、ヤケ直し・スジ消しなどの作業も あわせて必要です。

 

くわえて 裄のサイズを 直す場合は、振袖の下に着る長襦袢の裄も 直さないといけませんので、着物と一緒に持参することも 忘れないようにしましょう。

 

振袖の裄直しは コチラ

 

 

流さま350

 

 

さて、今回も お母様の振袖を リメイクした事例を 御覧頂きましょう。

こちらのお写真は、私共のお客さま 流(ながれ)様 の お母様のお振袖姿です。

 

当時としては、たいへんモダンな 水色の振袖をお召しになっておられますね。

 

ご身長差は それ程なかったのですが、やはり手の長さは、お嬢様の方が少し長かったため、着物と長襦袢の裄を伸ばす作業をさせて頂きました。

 

また、お直しした箇所が少し色ヤケしており、スジも付いていたため、そのお直しも同時にさせて頂きました。

 

さて サイズさえ直せば、あとは 小物のコーディネイト!

 

お嬢様の 麻奈美(まなみ)様 は、現在 東京の大学で 語学を専攻され、ご家族想いの とてもお美しいお嬢様。

いつも このブログを御覧になっている皆様は、もうお気づきかも知れませんが・・・

 

「やまなか」に御来店される お嬢様は、なぜか 美人さんばかりなのですっ!!! ( 不思議だ~ )

 

お母様の振袖のモダンな雰囲気を大切にしながら、麻奈美さまの美しさが 引き立つコーディネイトを心がけ、刺しゅう衿・帯あげ・帯締 などをアレンジさせて頂きました。

 

とくに今回は、この「水色の振袖」が より華やぐように 帯を新調させて頂いたので、お母様の時とは かなり雰囲気が変わったように思います。

 

そしてこちらが 麻奈美さまの お美しい振袖姿。

 

 

流さま480

 

 

ご来店時は、お父様も一緒にお越しになり、楽しそうに 麻奈美様の振袖姿をご覧になっていたのが、とても印象的でした。

 

「やまなか」では ここ最近、お母様だけでなく、お父様も 一緒に お越しになられることが 増えてきました。

 

普段 あまりお着物に ご興味がないお父様も「お嬢様の成人式」ともなると、その目は真剣!

 

中には、おじい様・おばあ様・妹様・弟様 まで、ご家族全員で お越しになり、お嬢様の振袖姿を ご覧になる お客様もいらっしゃいます。

 

その時は 店内がとても賑やかになり、私自身とても楽しくコーディネイトをさせて頂くことができます!

 

ぜひ 皆さんも お振袖の下見には、家族全員で 行ってみましょう!

 

なぜなら「成人式の楽しい思い出」は、もうすでに お下見の時から 始まっているのです。

 

お母様からの 御感想

流さま_お客様の声550

 

「やまなか」が甦らせた ママの振袖