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ママ振袖リメイク

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【ママ振袖】のメリットとデメリットを徹底比較!

ママ振りの長所と短所とは?

ママ振袖_ビフォアアフター

 

最近の成人式では、ママ振り(お母様の振袖)をアレンジして着ることが、流行していますが、下記のようなメリットとデメリットがあります。

 

メリット・長所

  1. 手持ちの振袖を使うので、成人式の費用を抑える事ができる。
  2. 友達の振袖とカブる事がまずない。
  3. いったん直してしまえば、成人式以外で何度でも着れる。
  4. 昔の振袖の方が、現代の振袖と比べても品質は良いことが多い。
  5. 祖母・母・娘の親子3代に渡り、思い出を共有できる。

 

デメリット・短所

  1. 古い着物のため、染み抜きやサイズ直し等の直しが必要。
  2. 汚れが酷かったりサイズ違う場合は、お直し費用が高額になる。
  3. 着用後のお手入れや保管場所が必要。
  4. お嬢様がどうしてもママ振りを着たくない場合、この方法は不可。
  5. ママ振りが家にない(母親の時はレンタルにした・紛失してしまった)場合、この方法は不可。

 

 

ママ振りの長所

ではここからは、その5つのメリットを詳しく解説していきたいと思います。

 

1.手持ちの振袖を使うので、成人式の費用を抑える事ができる 

ママ振りのメリット

 

振袖の準備方法には、おもに購入・レンタル・ママ振りの3つがありますが、費用の面からすると、お手持ちのママ振りを再利用する方法が、平均的にいちばんお安く済みます。

 

お嬢さまの年齢が19~20歳の頃は、大学の授業料などでお金がいる時期ですので、成人式の費用をできるだけ抑えたい方は、ママ振りの活用を考えてみてはどうでしょうか。

 

ママ振りはいくら位かかるの?

ママ振り・購入・レンタル費用の比較

 

2.友達の振袖とカブる事がまずない 

友達同じ振袖カブリ500

毎年のことですが、人気の色や柄にはどうしても偏りがあり、新成人がたくさん集まる大きな会場ほど、この「振袖カブり」の可能が高くなってしまいます。

 

その点、ママ振りなら「友達の振袖」とカブる可能性が、3つの準備方法の中で一番低くなります。(ただし、可能性がまったくゼロになるわけではありません)

 

とくに最近のお嬢さまたちが、振袖を選ぶ上での最も大切なポイントは、流行やブランド性より「友達の振袖とカブらない」という点を重視されます。

 

そのため、少し前なら「お下がりなんて嫌!」と言っていたお嬢さまも「ママの振袖が着たい!」と言って、自ら進んでママ振りを希望されるケースも増えてきました。

 

ママ振りなら、帯や小物をお嬢さまの好みに合わせて自由にアレンジできるため、よりオリジナルな装いに、カスタマイズすることが可能です。

 

ママ振りのコーディネイト事例

 

3.成人式以外でも何度も着れる 

振袖に袴を合わせる

振袖は、成人式だけをイメージされるかもしれませんが、卒業式の袴に合わせたり、ご親戚の結婚式・謝恩会・パーティー・ご結納・披露宴のお色直しの衣装など、お嬢さまが結婚されるまで、たくさんの着用機会があります。

 

こんなにあります!「振袖を着る機会」

 

そのため、いったんお嬢様用に直してしまえば、成人式が終わった後、何度でもママ振りを着ることができます。

 

4.昔の振袖の方が、今どきの振袖より品質は良いことが多い 

最近の振袖は、製造コストを下げるため、インクジェット方式や海外生産の商品も増えてきましたが、お母様の時代はほとんどが国産で、職人が一点一点、手間をかけて仕上げる「手描き友禅」や「総絞りの振袖」がたくさん販売されていました。

 

 

こちらのお写真は、当店のお客さま鈴木由美子さまの、30年前の成人式のときのものです。

 

すべて手描きの加賀友禅で、今の時代、これと同じクラスの晴れ着をあらたに購入しようと思ったら、かなりの金額をださないといけません。

 

当店では、この振袖のサイズを直し、帯あげ・帯締め・草履バック・髪飾りなどの小物だけを、お嬢さまの千尋さま用にあらためてコ-ディネートさせて頂きました。

 

お嬢さまの振袖すがた

 

このようにして、リメイクすれば、今の時代でも十分きれるどころか、最近のレンタル品の振袖と並んでみても、決して見劣りする事がありません。

 

お母様の時代は、100万円以上する高品質の振袖が、たくさん販売されていましたので、ママ振りがタンスに眠っている方は、ぜひこの機会に活用されるといいと思います。

 

5.親子3代で思い出が共有できる

 

お母様の当時のお写真

 

成人式家族写真

親子3代による家族写真

 

最後に5つ目のメリットとして、ママ振りの活用には「親子3代に渡り、思い出を共有できる」という点が挙げられます。

 

どのご家庭でも、成人式の振袖には、お母様・おばあ様のそれぞれの想いがこもっており、お嬢さまの振袖姿をながめながら、当時その振袖を選んだ時のことや、成人式での出来事、また人生において、この振袖を着た全てのイベントが、思い出と共に蘇ってきます。

ママ振袖 白 青 黒 赤 オレンジ 総絞り

 

ほとんどのお客さまが「もうこの振袖を着ることは二度とない」と、あきらめていた方が多いため、ママ振りの活用には、サプライズ的な意味での感動もあり、とくに、その着物にたいしての思い入れが強い場合は、涙を流して喜ばれるおばあ様・お母様もいらっしゃいます。

 

ママ振りについての長所については以上ですが、次からは短所についても、くわしく解説していきたいと思います。

ママ振りの短所

 

1.古い着物のため、染み抜きやサイズ直し等のお直しが必要 

 

 

2.汚れが酷かったり、サイズがかなり違う場合は、お直し費用が高額になる。

 

 

3.着用後のお手入れや、保管場所が必要。

 

 

4.お嬢様がどうしてもママ振りを着たくない場合、この方法は不可。

 

 

5.ママ振りが家にない(母親の時はレンタルにした・紛失してしまった)場合、この方法は不可。

 

 

 

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