振袖を着る前に準備しておく7つの事
2023年08月23日
成人式前にチェックしておく7つの事
さて間もなく成人式ですが、皆さんご準備は万全ですか?
今回は、成人式直前という事で「振袖を着る前に準備しておく事」をまとめてみました。どうぞご参考にしてみて下さい。
【成人式前の準備チェックリスト】
① 振袖を着るのに必要な物は全部そろっていますか?
振袖を着るのには、たくさんのアイテムが必要です。
当日になってから慌てないために事前にチェックし、しっかりと準備しておきましょう。
●振袖 ●帯 ●長襦袢 ●草履 ●バック ●ショール ●足袋 ●帯あげ ●帯じめ ●重ね衿(伊達衿とも言う)●髪飾り ●和装用肌着 ●コーリンベルト ●衿芯 ●伊達締め2本 ●腰ひも5~6本 ●三重仮紐 ●前板 ●後板 ●帯枕 ●タオル5~6枚
② 振袖に汚れがついていたり、シワになっていませんか?
せっかくの晴れ着も、汚れが付いていたり、シワになっていたら嫌ですよね。
とくに成人式前に前撮り撮影をしたり、結婚式などで一度でも着用した方は、着物ハンガーなどの掛けて、汚れやシワをチェックしてみて下さい。
③ 長襦袢に半衿は付いていますか?
長襦袢に縫い付けた状態の刺しゅう半衿
振袖の下に着る長襦袢の衿元には、半衿という細長い布を縫い付けます。
昔は真っ白な無地の半衿がほとんどでしたが、最近は写真のような刺繍や柄があるオシャレな半衿をつける事が多くなりました。
レンタル品や新しく購入した振袖の場合は、お店側で付けてくれていますが、ママ振りなど昔の晴れ着を活用したり、知人から借りた場合は、きちんと半衿が縫い付けてあるか確認しましょう。(もちろん無地の真っ白な半衿でも大丈夫です。)
④ 美容室の着付けヘアセット予約時間の確認
当日の着付けヘアセット・メイクなどは、美容室やその晴れ着を購入・レンタルした呉服店・貸衣装店などでしてもらう方が多いと思いますが、もう一度予約の時間をきちんと確認しておきましょう。とくに初めて行くお店や着付け会場の場合は、場所や交通手段も要チェックです。
また最近は、ほとんどのお店であらかじめ振袖一式を預かり、必要な物が揃っているかや、当日のヘアスタイル等の打ち合せをする事が多いので、何かご不明な点がある場合は、この時にスタッフの方にお尋ねになると良いでしょう。
⑤ 成人式の会場と受付け時間の確認していますか?
まず時間の前に、地方自治体が主催する記念式典は、必ずしも1月14日(月・祝)の「成人の日」に開催されるわけではありません。
名古屋市内ですと、学区ごとに 1月13日(日)・14日(月・祝)の2日間に日程がわかれ、その他の地域では、1月12日(土)に開催する所もあります。
「成人式」というのは大人になる第一歩としての大切な式典ですので、遅刻しないよう事前に、式典の日時・会場の場所と交通手段を確認しておきましょう。
⑥ 天気予報の確認はしていますか?
男の子の場合は、それほど問題ないかもしれませんが、女の子の場合、ほとんどのお嬢様が振袖を着て出席するため当日の天気はとても重要です。
もし、お天気が悪いようでしたら、大きめの傘や着物用のコートなどの準備をしておきましょう。また可能でしたら、お車かタクシーの移動も検討されると良いかもしれません。
⑦ 体調は万全ですか?
成人式当日は着付けヘアセットのため、早朝4時、5時起きのお嬢様もおられ、寝不足などで体調がすぐれないと、慣れない和服姿という事もあり、途中で気分が悪くなるお嬢様がいらっしゃいます。前日は早めにお休みになり、しっかりと体調を整えておきましょう。
またこの時期は、年間で最も冷え込む時期ですので、マスクやうがい・手洗いなどで風邪やインフルエンザの予防対策もしておきましょう。
以上が、振袖の着る前の準備として事前に確認してもらいたいポイントですが、今年はお天気となり、新成人の皆さまにとりまして思い出に残るステキな成人式になります事を心より願っております。 きものやまなか 6代目 山中 邦彦
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