黒留袖レンタルと購入「長所と短所」徹底比較!!
2024年07月26日
黒留袖は買うのと借りる どっちがお得?!
「きものやまなか」店主の山中邦彦です。
さて、結婚式で親族が着る黒留袖は購入とレンタルで、どちらがおトクでしょうか?
これは身内や親戚の披露宴で着用機会がたくさんある方は購入したほうがお得になり、着る予定の少ない方はレンタルの方がお得になります。
今回は、黒留袖の購入とレンタルについてより詳しく解説します。
レンタルの長所・短所
長 所
- 購入よりお安く済む。
- お手入れや保管の必要がない。
- 式場で借りた場合、そのまま脱いで帰れる。
短 所
- 購入品と比べると品質は劣る。
- 何度もレンタルしていると、結局そこそこの留袖が買える位の金額になってしまう。
- ご身長が165cm以上、またはふくよかな方は選択肢が少ない。(お店によっては大きいサイズをおいていない事もある)
- サイズがピッタリでない。
- 自分の家の紋と違ったり、シールで貼りつける紋になってしまう。
購入の長所・短所
長 所
- 貸衣装にはない高級感あふれる黒留を選ぶことができる。
- 一度購入してしまえば、何回でも着る事ができる。
- ご自分のピッタリのサイズに出来てくる。
- 自分の家の正式な家紋を入れることができる。
- 将来、誰かにゆずることが可能。
短 所
- レンタルと比べると高額になる。
- お手入れや保管場所が必要。
購入とレンタルを比較する時の5つのポイント
それでは購入・レンタルの長所と短所を、費用・品質・サイズ・家紋・お手入れの5つの面から比較してみます。
レンタル | 購入 | |
---|---|---|
費用 | 安い | 高い |
品質 | △ | ○ |
サイズ | △ | ○ |
家紋 | △ | ○ |
お手入れ | 必要なし | 必要 |
費用については購入の方がレンタルより高くなります。
しかし、お子さまや親戚も多く、3回以上着た場合は1回あたりの費用はかなりお安くなります。
いっぽうレンタルであっても、3~4回も借りていると、結局そこそこの黒留袖が買えるぐらいの金額になってしまいます。
そのため、購入かレンタルかを費用面で迷われている方は「将来、黒留袖を何回着る予定があるか?」という点を重視しながら検討してみてください。
品質を重視してお選びになるなら、やはり購入です。
加賀友禅・京友禅・作家物など、ご予算が許すかぎりの逸品物を選ぶことができ、その良さは和服をよく知らない方でも、おわかり頂けると思います。
とくに新郎新婦のお母さまの立場で黒留袖を着る方は、披露宴で注目されることもあり、豪華で華やかな購入品を選ばれることが多いです。
レンタルの場合でも、身長が150~165cmで標準体型の方でしたら、それほど問題はありません。
しかし、身長150㎝以下・165cm以上・ふくよかな方の場合は選択肢が少なくなり、お店によってはそのサイズを置いていないこともあります。
また、標準的な身長・体型の方であっても、細かい箇所までピッタリ合った留袖を着たい方は、購入してオーダーで仕立ててもらった方が良いでしょう。
家紋「五三の桐」
黒留袖を購入した場合は、かならず両胸・両袖・背中の5か所に、ご自分の家の紋をいれます。
いっぽうレンタルにした場合は「五三の桐」と呼ばれる家紋がすでに入っていたり、シールで貼りつける紋になります。
ただ、他の親族も黒留袖を着るなか、自分だけ家紋が違ったり、安っぽいシールの紋で出席するのが嫌な方は、購入して正式な家紋を入れてもらう方が良いでしょう。
レンタルにした場合、着用後はそのままお店に返却するだけですので、お手入れ・保管の必要がなく、最大のメリットといえます。
いっぽう購入した場合は、シミや変色にならないように着用後はクリーニングに出さないといけませんので、アフターサービスをしてもらえるお店で購入することが大切です。
保管についても、桐タンスなどの保管場所を用意したり、乾燥剤・防虫剤などを取り替えたり、陰干しをする必要があります。
黒留袖専門店きものやまなか
「きものやまなか」では、高級感あふれる黒留袖を問屋価格にて販売しております。
黒留袖の購入を検討されている方は、ぜひ当店までお越し下さい。
38,000円
58,000円
78,000円
88,000円
128,000円
128,000円
298,000円
398,000円