卒業式・入学式の母親の着物とおすすめカラー
2024年03月01日
卒業式・入学式は薄い色の訪問着・付下げが最適
訪問着
付下げ
卒業式や入学式に出席する母親の着物は、淡めの色の訪問着・付下げが最適です。
とくに最近は、小学校・高校の卒業式・入学式に和服姿で出席するお母様が増えていますので、着物の種類や色についてくわしく解説します。
1番多い訪問着・付下げ
訪問着
訪問着
付下げ
付下げ
まず一番最適なのは訪問着・付下げとよばれる肩や袖に柄がある着物です。
当店でも、お母さまが卒業式・入学式にご出席される際は、訪問着・付下げをお召しになるケースがいちばん多いです。
また訪問着・付下げは学校行事以外にも、お宮参り・七五三・結婚式などでも着ることができ、20代・30代の方にとって、もっとも着用機会の多い和服です。
2番目に多い色無地
色無地
次に多いのが、色無地と呼ばれる柄がないお着物。
柄がない分、訪問着や付下げと比べ、落ち着いた雰囲気となります。
控えめな装いで式典に出席されたいママにおすすめです。
家紋
また色無地には、背中の部分に家紋を入れてある事があり、逆に入れていない事もあります。
一般的には一つ紋を入れてある方が着物の格が高くなり、より礼装用に向いているとされますが、紋が入っていない色無地でご出席されてもとくに問題はありません。
どんな色の着物が良い?
あわいピンクの訪問着
色はピンク・クリーム・水色・グリーンなど、暖色・寒色どちらでも構いませんが、ひかえめで淡い色の方が品があり、お子さまが主役の学校行事には適しています。
帯は何をしめれば良い?
袋帯
袋帯
袋帯
訪問着・付下げの着物には、袋帯(ふくろおび)と呼ばれる礼装用の帯を合わせます。
また色無地には、袋帯・名古屋帯の2種類の帯をあわせる事がありますが、卒業式・入学式はフォーマルな場ですので、より格が高い袋帯を合わせた方が良いでしょう。
卒業式・入学式の着物で違いはある?
「卒業式と入学式の着物で違いはあるのでしょうか?」
というご質問もよくお受けします。
一般的には、
- 卒業式は先生・友人との別れの場のため「やや落ち着いた色柄」
- 入学式はあらたな出会いの場のため「華やかで明るめの色柄」
と言われることがあり、ネット上でもそのようなことが書かれています。
しかし実際は、卒業式と入学式で使いわけるほど、何枚も和服をお持ちの方は少なく、どれが落ち着いて、どれが華やかなのか、一般の方にはわかりづらいと思います。
この点については明確なルールはありませんので、あまり気になさらず、卒業式と入学式で同じ着物を着ていただいて問題ありません。
ただ、どうしても気になる方は、帯揚げ・帯締めなどの小物を、卒業式と入学式で、すこし変えてあげると良いでしょう。
当店でも毎年、式典用の小物コーディネイトのご相談を、たくさんお受けします。
お着物の準備方法は購入?レンタル?
この式典用のお着物ですが、お母さまはどのような方法でご準備をされるのでしょうか?
おもに4つの方法があります。
- 購入する
- レンタルする
- 知人・友人から借りる
- 古い着物を活用する
1. 購入する
まず最初に挙げられるのは、購入したり、嫁入りのお支度として購入した着物を活用する方法です。
お母さま用に購入した着物ですので、当然のことながら、
- 色柄が自分の好み
- サイズがピッタリ
- 気兼ねなく着られる
などのメリットがあります。
いっぽう、保管場所や着用後のお手入れが必要となります。
2.レンタルする
次に貸衣装店などでレンタル(借りる)する方法です。
この方法ですと、ご自分の好きな着物を必要な時だけ借りることができ、保管やお手入れの必要もありません。
最近は貸衣装店だけでなく、写真館・呉服店などでもレンタルでき、昔にくらべ手軽にご準備することができます。
さらにインターネット上でも、たくさんの着物レンタルショップがあります。
3.知人・友人から借りる
この知人・友人から借りるという準備方法は、昔にくらべ少なくなってきています。
理由としては、
- 和服を持っている方が少なくなった
- 着物レンタルの普及
- 汚したり出来ないので相手に気をつかう
などが挙げられます。
そしてもし、お着物を借りたのであれば、きちんとクリーニングをしてお返しするのがマナーです。
4.古い着物を活用する
最後に説明させていただくのが、おばあ様・おば様などが、かつて着用した着物を活用するという方法です。
成人式でも、ママ振りと呼ばれる母親の振袖を着る方が増えているように、お子様の学校行事でも、タンスに眠る古い和服を活用される方が増えています。
この方法は新たに購入するわけではないので、費用もお値打ちに済み、和服の点数も増えないというメリットがあります。
また昔は、素晴らしい和服がたくさん販売されていたので、ものによっては新しい着物の並んでも見劣りしません。
その一方で古いため、汚れがついていたり、持ち主と身長が大きく違う場合は、サイズが合わないというデメリットもあります。
この染み抜き・サイズ直しには、時間がかかりますので、昔の着物でご出席される場合は、3ヵ月前には準備を始める必要があります。
さらに、帯揚げ・帯締め・草履・バック・着付け小物など、和服を着るために必要なアイテムが揃っていない事もありますので、事前にチェックしておきましょう。
卒業式・入学式の着物販売店「きものやまなか」
「きものやまなか」では、卒業式・入学式用の訪問着・色無地を格安で販売しております。
お手持ちの着物に合わせる帯・小物のコーディネートにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
「きものやまなか」訪問着
58,000円
68,000円
88,000円
128,000円
128,000円
着用イメージ
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