【ママ振袖の準備】失敗しない7つのステップ
2019年08月20日
ママ振り準備のすすめ方
成人式で「母親の振袖」を活用したいかたは、7つのステップにそって準備をしていきましょう。
- ママ振りの状態を見てみよう
- お嬢さまに見せてみよう
- 汚れの確認
- サイズの確認
- 小物や帯のコーディネイト
- 前撮り撮影
- 着用後のはお手入れに出しましょう
では、それぞれのステップについて解説していきます。
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① ママ振りの状態を見てみよう
「お母さまの振袖」を活用する際、まず一番最初にすること、それは「タンスを開けて着物の状態を確認すること」です。
しかし、カンタンなように見えて、この第一歩をなかなか踏み出せないお母さまが、大勢いらっしゃいます。
その理由としては、
- 実家で保管しており、ママ振りが手元にない。
- たたみ方が分からないので、着物を広げることが出来ない。
- 和服のことは分からないので、何となく先延ばしになってしまう。
などです。
ただ、ママ振りの状態がよくない場合、染み抜き・サイズ直しなどのメンテナンスで、3ヵ月以上の時間が必要なケースもあります。
また、振袖・長襦袢を紛失してしまったり、状態があまりに酷く、お直しが出来ないこともあります。
もし、ママ振りを活用できない事がわかれば、新品の購入やレンタルなど、他の選択肢に早めにとりかかる事ができます。
普段、和服にふれることがないお母さまにとっては、すこし手間のかかる作業かもしれませんが、次の2点だけでも良いのでまずは確認をしてみましょう。
- シミや汚れがないか?
- 着物・帯・長襦袢などのアイテムはそろっているか?
振袖を着るのに必要なアイテム
着付け小物
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② お嬢さまにママ振りの印象を聞いてみよう
さて、作業にとりかかる前に、もう一点確認したいことがあります。
それは「お嬢さまの好み」です。
なぜなら、お母さまがママ振りを着てもらいたいと思っていても、お嬢さまの気持ちを無視して、お着せすることは出来ません。
お時間があるときで良いので、タンスの中のママ振りを、お嬢さまに見てもらってください。
また、ママ振りが手元にないときは、お母さまの当時の写真を見てもらうと良いでしょう。
全身が写っていれば、だいたいの印象は分かるはずです。
お母さまのお写真
ただもし、ママ振りを気に入ってもらえなかったとしても、ご心配はいりません。
着物は古いままでも、プロのコーディネイターに帯や小物をアレンジしてもらえば、その雰囲気はとても変わります。
当店でも、ご来店いただいた段階で、娘さまがママ振りを好きではないケースは、よくありますが、好みをカウンセリングし、小物をアレンジしていくと、お嬢さまの表情も次第に笑顔になっていきます。
その際、お嬢さまが「ママ振りを好きか嫌いか」で、アレンジのすすめ方が多少かわってきますので、最初の段階で、お嬢さまがどんな印象を持っているかを確認しておきましょう。
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③ 染みや汚れを落そう
振袖の染み
さて、ステップ3からは、実際にママ振りをよみがえらせる作業に移ります。
まず最初にチェックするのは、汚れ・シミです。
古い着物は、きれいにお手入れしたつもりでも、何十年と時間がたつと、染みや汚れが浮き出ていることがあります。
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④ サイズを確認しましょう
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⑤ 小物や帯をアレンジをしよう
⑥ 前撮り撮影をしてみよう
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⑦ 成人式終了後はお手入れに出しましょう
振袖を着る機会は、成人式だけではありません。
ママ振りを活用するメリットの一つに、
ママ振り専門店「きものやまなか」
全国でもめずらしいママ振り専門店「きものやまなか」では、年間200枚以上の母親の振袖を甦らせております。
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