やまなか148年の歴史【その2】
2011年05月15日
さて、やまなか148年の歴史〈その1〉 にひき続き、今回は「その2」をお話しさせていただきます。
上の写真が「きものやまなか」2代目 山中健一と妻 うめです。
つまり私の、ひい おじいちゃんと、ひい おばあちゃんですね。
1902年(明治35年)には 名古屋市中区東萬町に移り、京呉服問屋を開業します。
(この東萬町という地名は、今はもうありません。)
翌年には ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した という時代です。
当時、日本人は毎日のように着物を着ましたので、お店もたいへん繁盛していました。
毎日お客さまであふれ、番頭さんや丁稚(でっち)さんも10人以上いた 大きい呉服問屋だったそうです。
この2代目「健一」は早くに亡くなり、お会いしたことがないのですが、うめ様は、私が中学1年の時まで生きていたので よく可愛がってもらいました。
「うめ」と「6代目」
毎日「きもの」を着ており、洋服姿はほとんど見たことがありません。
当時やんちゃな私は よく悪さをして、うめばあさんに棒をもって追いかけられていたそうです。(覚えてないけど・・・)
今の時代 なかなか「ひい おばあちゃん」と一緒に暮らすことは 少ないので、私はしあわせ者ですね。
それでは、次回〈その3〉 をお楽しみに~