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しつこい呉服屋の上手な断り方と撃退方法

押し売りしてくる着物屋にはこう答えよう

しつこい呉服屋を断る方法

「きものやまなか」店主の山中邦彦です。

 

最近、お客様より「しつこい呉服屋の断り方ってありますか?」と聞かれることが… ないです(笑)

 

さすがに呉服屋に直接そんなこと聞きにくいですよね。

 

でも「知りたい!」と思っておられる方は、ゼッタイ多いはず。

 

教えましょう!

 

呉服屋が教える「上手な呉服屋の断り方」

私たちはどんな事を言われたら、あきらめるのか?

 

ただその前に、あまり効果がない断り文句をご紹介します。

効果がない呉服屋の断り方とは?

それは「最近きもの着ないから…」です。

 

なぜ効果がないかと言うと、この文句は和服に興味がない方も、着物好きの方も、全てのお客さまが口にするセリフだからです。

 

私もこの仕事を始めて28年たちますが、今まで何千回この文句を聞いたでしょうか。

 

しかしそう言いながらも、和服を買っていかれるお客様をたくさん見てきました。

 

もちろん、無理におススメしていないにも関わらずですよ。

 

つまり「着物は着ないから」と言われ、その言葉をまに受けていたら、われわれ呉服屋はそもそも仕事になりません。

 

「着物は着ないから」は、わたしたち呉服屋に「こんにちは~」「いいお天気ですね~」ぐらいにしか聞こえません。

 

かといって「要らないって言ってるでしょっ!!!」 と、きつく断るのもカドが立ちますし、ご自分の品性を落としそうでイヤですよね。

 

では、呉服屋からの誘いを当たり障りなく、スマートに断るには、どうしたら良いのでしょうか?

しつこい呉服屋の撃退方法とは?

それは「うちの親戚に呉服屋がいるんです」という文句です。

 

これを言われると、たいていの呉服屋さんは「あ~こりゃダメだ…」と思って、あきらめると思います。

 

一番相手を傷つけず、上手に断れる文句ではないでしょうか。

 

ただ中には、それでも諦めない「頭の悪い店員さん」がいるかもしれません。

 

実際、今はもう潰れてしまった大手着物チェーン店のマニュアルに「親戚に呉服屋がいる」と言われたら、次のように言い返しなさいと書いてあったそうです。

 

「いやね奥さん、親戚だと商品が気に入らなくても断りづらいでしょ。

値切ることもできないし…」

 

確かにそれはあるかもしれないですが、少なくとも「そんな失礼な事を言うアンタの店では買わないよ」と思いますよね。

 

そこでそんなレベルの低い店員には、次のセリフでトドメを刺してあげて下さい。

 

「いま親戚と言いましたけど、うちの実家なんですけど・・・」

 

この言葉で、まだしつこく食い下がってくる着物屋がいるとしたら、そのお店はもはや呉服屋ではなく、何かのキャッチセールスか悪徳業者かと思われます。

 

こんな呉服店で買ってはいけない!

しつこい呉服屋か見極める方法

では、着物の購入で嫌な思いをしないために、しつこい呉服屋か見極める2つの方法をお教えます。

Googleサジェスト機能を使う

まずはGoogleで、そのお店の名前を検索してみて下さい。

(パソコン・スマホどちらでも大丈夫です)

Googleサジェスト機能

 

 

そしたら検索バーの下に、そのお店に関連するキーワードが自動的に表示されます。

 

そのさい評判の悪いお店にはかならず、

 

○○ しつこい

○○ 押し売り

 

などのキーワードが、お店の名前「〇〇」の横に表示されます。

 

これは、その言葉で他の方も検索していることを意味します。

 

サジェスト機能にこれらのキーワードが表示されるには、かなりの人数が継続的に検索しないかぎり表示されませんので、押し売りをする呉服屋が一発でわかります。

Googleマップの口コミを見る

あとはGoogleマップでその呉服屋の口コミを調べる方法です。

 

この時のポイントは5(高評価)は無視し、1(低評価)の口コミだけを見ます。

 

その1の中に、不満の内容がくわしく書かれた投稿がいくつもあった時は要注意です。

 

具体的には、

「買うまで帰してもらえなかった」

「何気なく個人情報を書いたら何度も電話がかかってきた」

「販売員がいきなり家にまで来た」などです。

 

1の内容の詳しさ・文章の長さ・口コミ数は、そのお店に対するお客さまの怒り・不満の度合いをあらわし、買ってはいけない呉服屋がひと目でわかる指標となります。

 

また、お客さまの口コミに対し、店側が返信するのが今や常識となっていますが、評判が悪いお店は1の口コミを無視したり、自分たちに都合のいい高評価だけにコメントをしたりします。

 

お客様の口コミに対するコメントにも、そのお店の姿勢がよく表れているので、チェックしてみてください。

 

また5の口コミは、すべてがウソではないと思いますが、サクラや内部の人間でいくらでも捏造できるので、タチが悪いお店ほど参考になりません。

 

以上が、押し売りしてくるお店を見極める方法です。

 

 

きものやまなか6代目店主 山中邦彦

この記事を書いたひと


きものやまなか6代目店主の山中邦彦です。

お着物のことならお気軽にご相談ください。

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きものやまなか

きものやまなか店舗外観

「きものやまなか」は創業161年の呉服店です。

 

お着物の購入からお手入れまで、安心してご相談できるお店を目指しておりますので、和服のことならお気軽にご相談ください。

 

きものやまなか会社概要

 

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