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失敗しないお宮参りの着物の選び方

はじめての産着選び 6つのポイント

お宮参りは赤ちゃんが生まれて何日目にするの?イラスト

きものやまなか店主の山中邦彦です。

 

今回は、はじめてお宮参りの着物を選ぶ方のために6つのポイントを解説します。

 

 

① お宮参りの着物を知りましょう

お宮参りの着物 男の子 女の子

 

お宮参りに赤ちゃんにかけるお祝い着は、産着(うぶぎ)一つ身とも呼ばれ、男の子・女の子用があります。

 

赤ちゃんの生後約30日後に、神社へお参りに行く際、赤ちゃんの掛け着として使用します。

 

また、男の子の祝い着には家紋をいれます。(女の子は基本的に入れません)

 

紋の数は、前の胸に2つ、後ろに3つの合計5つの家紋を入れます。

 

男の子お宮参り産着 祝い着 前 家紋入れる位置

男の子お宮参り産着 祝い着 後ろ 家紋入れる位置

 

家紋については、こちらの記事でくわしく解説しておりますので、どうぞご覧下さい。

 

お宮参りの着物の家紋について

 

さらに産着は、女の子は3歳・男の子は5歳の七五三で、ふたたび着ていただくことも出来ます。

お宮参りの着物を女の子3歳 男͡の子5歳の七五三用に直し

②どんな色や柄があるか知りましょう

鷹の柄

 

 

男の子用は、黒・紺などの色合いを中心に、兜・鷹・龍などの、男の子らしい迫力のある柄が描かれています。

お宮参り男の子産着 人気の色ランキング 円グラフ

【男の子の産着】人気のカラーは?

【男の子の産着】人気の柄は?

 

男の子お宮参り 着物バナー画像

 

 

いっぽう女の子用は、赤・ピンク・白などを中心に、花柄や手毬などの、可愛らしい柄が描かれています。

お宮参り女の子に人気の色ランキング 円グラフ

【女の子の産着】人気のカラーは?

【女の子の産着】人気の柄は?

 

女の子お宮参り着物 バナー

 

③ 準備方法を決めましょう

女の赤ちゃんの初着の画像

 

さて次に「産着の準備方法」にうつりますが、おもに4つの方法があります。

  1. 新品を購入
  2. レンタル(貸衣装)
  3. 知人・親戚から借りる
  4. かつて父母が使った産着をつかう

 

むかしは購入する方がほとんどでしたが、最近は貸衣装や、知人から借りる方もいらっしゃいます。

 

この4つの方法には、それぞれ長所と短所がありますので、詳しくはこちらのページをご覧になり、検討してみてください。 4つの準備方法の長所と短所とは?

 

おじいちゃん・おばあちゃんイラスト

 

また、父方・母方どちらが用意をするかについては「母方が準備する」とされていた地域が、かつては多かったですが、最近は父方・母方関係なく準備をされるケースが増えています。

 

お宮参りの産着は父方・母方どちらで準備するのか?

④どんなお店で取り扱っているかを知りましょう

呉服店 着物屋 百貨店のイラスト

お宮参りの赤ちゃんのお祝着は、おもに次の4つのお店・業態で、購入することが出来ます。

 

① 呉服店

② 百貨店・デパート

③ ベビー用品店

④ ネット通販

 

①呉服店は、和服が専門ということもあり、いちばん無難な選択肢です。

 

②百貨店は、高級品を中心に取り扱っていますが、人口が少ない地域では、お近くにお店がない事もあります。

 

③ベビー用品店(西松屋・赤ちゃん本舗)④ネット通販(楽天・アマゾン)では、よりお値打ちな産着を販売しています。

 

このように、それぞれのお店・業態には特徴がありますので、詳しくは下記のページをご参考にしてみてください。

 

お宮参りの着物を販売しているお店【長所と短所の比較】

⑤ 産着の相場を知りましょう

お宮参りの着物の相場はいくら? イラスト

費用については、レンタル(貸衣装)と購入で比較すると、こちらのようになります。

 

レンタル相場 3,000 ~ 25,000円
購入相場 20,000 ~ 200,000円

 

もし、費用をおさえたいのであれば、レンタルの方がお安く済みますし、ご予算に余裕があり、高級な産着を選びたいのであれば購入がおすすめです。

 

産着の予算については、こちらの記事で解説しております。

 

産着の相場と【レンタル・購入との比較】

 

⑥ 実際にお店に行って産着を見てましょう

お宮参り着物

 

準備方法や、どんな色柄を見てみたいか、予算などが決まりましたら、実際にお店に行って、産着を見てみましょう。

 

お店の調べ方はグーグル検索が便利です。

 

たとえば「お宮参りの着物 販売(レンタル)+ お住まいの地域名」のキーワードで検索すれば、いくつかのお店が表示されると思います。

 

また、この検索方法で出てこなければ、お住まいの地域の、呉服店・百貨店・貸衣装店・写真館などを検索し、直接お店に電話で聞いてみるのが、いちばん早いのではないでしょうか。

 

 

以上がお宮参り着物選び6つのポイントです。

 

お宮参りは、お子さまが誕生してから、最初に行われる大切な儀式ですので、この記事が皆さまのお役に立てることを願っております。

 

きものやまなか6代目店主 山中邦彦

この記事を書いたひと


きものやまなか6代目店主の山中邦彦です。

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お宮参り着物専門店「きものやまなか」

きものやまなか店舗外観

 

赤ちゃんのお祝着をお探しなら、創業1864年の「きものやまなか」へお越し下さい。

男の子・女の子の産着を、レンタル品とは違う、本格派の産着を販売しております。

くわしくは、こちらのページをご覧下さい。

 

お宮参りの着物の販売 バナー

 

 

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