失敗しないお宮参りの着物の選び方
2024年11月15日
はじめての産着選び 6つのポイント
きものやまなか店主の山中邦彦です。
今回は、はじめてお宮参りの着物を選ぶ方のために6つのポイントを解説します。
① お宮参りの着物を知りましょう
お宮参りに赤ちゃんにかけるお祝い着は、産着(うぶぎ)・一つ身とも呼ばれ、男の子・女の子用があります。
赤ちゃんの生後約30日後に、神社へお参りに行く際、赤ちゃんの掛け着として使用します。
また、男の子の祝い着には家紋をいれます。(女の子は基本的に入れません)
紋の数は、前の胸に2つ、後ろに3つの合計5つの家紋を入れます。
家紋については、こちらの記事でくわしく解説しておりますので、どうぞご覧下さい。
さらに産着は、女の子は3歳・男の子は5歳の七五三で、ふたたび着ていただくことも出来ます。
②どんな色や柄があるか知りましょう
男の子用は、黒・紺などの色合いを中心に、兜・鷹・龍などの、男の子らしい迫力のある柄が描かれています。
いっぽう女の子用は、赤・ピンク・白などを中心に、花柄や手毬などの、可愛らしい柄が描かれています。
③ 準備方法を決めましょう
さて次に「産着の準備方法」にうつりますが、おもに4つの方法があります。
- 新品を購入
- レンタル(貸衣装)
- 知人・親戚から借りる
- かつて父母が使った産着をつかう
むかしは購入する方がほとんどでしたが、最近は貸衣装や、知人から借りる方もいらっしゃいます。
この4つの方法には、それぞれ長所と短所がありますので、詳しくはこちらのページをご覧になり、検討してみてください。 4つの準備方法の長所と短所とは?
また、父方・母方どちらが用意をするかについては「母方が準備する」とされていた地域が、かつては多かったですが、最近は父方・母方関係なく準備をされるケースが増えています。
④どんなお店で取り扱っているかを知りましょう
お宮参りの赤ちゃんのお祝着は、おもに次の4つのお店・業態で、購入することが出来ます。
① 呉服店
② 百貨店・デパート
③ ベビー用品店
④ ネット通販
①呉服店は、和服が専門ということもあり、いちばん無難な選択肢です。
②百貨店は、高級品を中心に取り扱っていますが、人口が少ない地域では、お近くにお店がない事もあります。
③ベビー用品店(西松屋・赤ちゃん本舗)④ネット通販(楽天・アマゾン)では、よりお値打ちな産着を販売しています。
このように、それぞれのお店・業態には特徴がありますので、詳しくは下記のページをご参考にしてみてください。
⑤ 産着の相場を知りましょう
費用については、レンタル(貸衣装)と購入で比較すると、こちらのようになります。
レンタル相場 | 3,000 ~ 25,000円 |
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購入相場 | 20,000 ~ 200,000円 |
もし、費用をおさえたいのであれば、レンタルの方がお安く済みますし、ご予算に余裕があり、高級な産着を選びたいのであれば購入がおすすめです。
産着の予算については、こちらの記事で解説しております。
⑥ 実際にお店に行って産着を見てましょう
準備方法や、どんな色柄を見てみたいか、予算などが決まりましたら、実際にお店に行って、産着を見てみましょう。
お店の調べ方はグーグル検索が便利です。
たとえば「お宮参りの着物 販売(レンタル)+ お住まいの地域名」のキーワードで検索すれば、いくつかのお店が表示されると思います。
また、この検索方法で出てこなければ、お住まいの地域の、呉服店・百貨店・貸衣装店・写真館などを検索し、直接お店に電話で聞いてみるのが、いちばん早いのではないでしょうか。
以上がお宮参り着物選び6つのポイントです。
お宮参りは、お子さまが誕生してから、最初に行われる大切な儀式ですので、この記事が皆さまのお役に立てることを願っております。
お宮参り着物専門店「きものやまなか」
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くわしくは、こちらのページをご覧下さい。