【喪服の着物】は誰が着るのか?
2019年08月12日
親族が着ることが多い【和装の黒喪服】
お葬式で女性が着る「和装の黒喪服」は、一般的に故人の親族が着ることが多いです。
例えば、ご主人様がお亡くなりになったケースですと、ご主人様の奥さま・お母さま・娘さまなど、2~3親等以内の近しい身内の方が着用されます。
とくに一番着用機会多いのが、奥さまが喪主になったケースです。この場合は、お嫁入りのお支度として用意した喪服や、葬儀屋さんでレンタルした貸衣装の喪服を着用します。
未婚者でも和装の喪服は着る
また、喪服は振袖のような未婚・既婚のきまりがある着物ではないので、未婚者であっても、身内の方がなくなったときは着用します。
喪服は親族だけが着るわけではない
ただ、この和装喪服ですが「親族だけが着るもの」という決まりがあるわけではありません。親族ではない一般の参列者が、喪服を着ることはよくあります。
たとえば、普段からよく和服を着る機会がある呉服屋や料亭の女将・着付士・茶道・華道をされている方などです。