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六代目ブログ

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「喪服の着物」は誰が着るのか?

着物の喪服は3親等以内の親族が着ます

和装の喪服を着た親族の女性

 

お葬式で女性が着る喪服の着物は故人の親族や遺族が着ます。

 

例えば、ご主人さまがお亡くなりになったケースでは、故人の奥さま・お母さま・娘さまなど3親等以内の近しい身内の方が着用します。

 

とくに一番多いのが、奥さまが喪主になったケースです。

 

この場合、嫁入りの支度として用意した喪服や、葬儀屋さんでレンタルした貸衣装の喪服を着用します。

未婚者でも和装の喪服は着る

和装の喪服は、振袖のような未婚・既婚のきまりはないので、未婚者であっても身内がなくなったときは着用します。

 

たとえば、故人の娘さまが未婚者の場合でも、和装の喪服を着て大丈夫です。

喪服は親族だけが着るわけではない

着物の喪服は誰が着るのか

 

この喪服の着物ですが、親族だけが着るものではありません。

 

遺族でない一般の参列者が、和装の喪服を着ることもあります。

 

たとえば、生前故人にお世話になった方が、その方との最後の別れに礼を尽くす意味で、第一礼装である喪服の着物で参列することがあります。

 

また、普段からよく和服を着る機会がある呉服屋や料亭の女将・着付士・茶道・華道をされている方も、故人に敬意を表し、着物で参列するケースもあります。

 

そのため「弔問側は遺族よりも格の高い喪服でないほうがよいとされています」と説明している他サイトをたまに目にしますが、この記述は明らかに間違っておりますので、お気を付けください。

黒紋付は第一礼装

喪服は、正式には黒紋付(くろもんつき)と呼ばれ、結婚式に着る黒留袖と同じ家紋が5つ入った第一礼装(最も格が高い装い)です。

 

そのため、黒紋付を着用することには、お世話になった故人への感謝の気持ちが込められており、親族の立場で弔問客をお迎えするのに最適な装いです。

きものやまなかオリジナル喪服セット

きものやまなか和装喪服夏冬フルセット

 

「きものやまなか」オリジナルの夏冬喪服のお仕立て上がりセットです。

 

価格 338,000円(税込)
夏冬20点セット内容
  • 冬喪服(仕立て付)
  • 冬黒共帯(仕立て付)
  • 冬白長襦袢(仕立て付)
  • 夏喪服(仕立て付)
  • 夏黒共帯(仕立て付)
  • 夏絽長襦袢(仕立て付)
  • 黒帯揚げ・帯締めセット(夏・冬)
  • 喪服用 草履バックセット
  • 黒前板
  • 黒帯枕
  • 和装バック

 

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